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このページについて

 ここは、座長「田Ko」(以後:私)のブログのようなページです。
過去作や、現在開発中の作品の四方山話を書きます。時々、お絵描きなんかも載せたりします。
また、私はここに、日記のような感覚で、その週の徒然たる話を書いていきます(こっちがメインかも)。
その足跡を辿れば、開発中の新作の姿が少しは見えてくるかと思います。

稀に、私の作品に共通する、私の世界観なども書いていく予定ですので、
意外と重要なページになあるかもしれませんね。

まぁ気楽に、暇つぶし程度に、読んでいってくださいな。
...タイトル名称の読み方は「にちにち これ きにち」です。あんまり語感は良くないねぇ。

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タイトル「弦のように生きる」
<記述日:2025年06月10日>

本ページをご覧の皆さま、こんにちは。座長の田Koです。
更新が遅れてしまいました。先週末は特段ソワソワしていて頭の冷却で精一杯でしたので。
「冷却」で思い出しましたが、最近暑くないですか?季節外れというべきなのか、
前々から「初夏だ初夏だ」と言っていましたが、梅雨は消え失せて、突然夏本番が来たようです。
日本全域が亜熱帯となる日は意外と近いのかもしれませんね。

さて、先週は私の進路が決定いたしました。ゲーム開発を本格的に学ぶため、専門学校へ進学いたします。
しかも何やら、かなりの期待を背負って入学することになりそうです。
いやはや、誇らしいものですね。ゲーム開発は間違いなく私の天職でございます。

 うぅむ、今週はどんなお話をしましょうか。久々に(進路確定以外は)何事もない週でしたので悩みます。
ですが、「何事もない」ということの幸せは、やはり皆が感じる力をつけるべきだと思いますね。
何かを成す事の尊さは、言うまでもありませんが、何事もやり切れば終わってしまうのです。
仏教的に言うとこれも「無常」のひとつ。現代人はこの「終了後」にたいして「虚無感」と言ったりしますよね。
最も身近なのは意外と「ゲーム」なのかもしれません。完全にクリアしたゲームにまだ「味」を見出してくれるのはほんの一部だけです。
いくら終わらないことを望んだとしても、世界は全てを終わらせるようにできている。
もしこの世界が本当に箱庭なら、我々は揮発性メモリの中の住民に過ぎないのでしょう。

良い家

 過ぎ去り滅びゆくようにできている世界も、このように保存され、愛されることは認められるようです。
これは6/1の週報を書いた後に行った「鯉艸郷(りそうきょう)」という、ある種のテーマ―パークの写真です。
田園の中にポツンとある、原風景的自然と日本のノスタルジーを感じる為の場所です。
建造物もさることながら、ネーミングも素晴らしいですよね。「鯉が泳ぎ、艸生い茂る郷」。
今と昔の価値観は言うまでもなく違いますが、元来人間が求めた安らぎは、正にそのような風景の中にあるんだと思います。
「のんびり過ごす」為にはまず環境が重要ですよね。昔の日本は世界のどこよりもそれに優れたのでは無いのでしょうか。
しかし、高速かつ効率的なシステムを善とする我々は「のんびり」を無意識的に嫌うのです(fpsが落ちると腹が立ちますよね)。
そのような環境下で育った子供たちは、昔の子よりも鋭敏かつ優秀だと思います。
しかし、それに対する期待と、えも言わぬ不安。あの場所で駆けている子供たちを見ながら、そんなことを考えていました。

先ほども申したように、先週の私の一番大きな出来事は進路確定だったわけです。
思えば自分は、色んな事をやったんじゃないかな。と思います。
「ゲームクリエイターになりたい」という朧げ夢が、いつの間にかもう少しで手が届く所にある。
現在まで大した計画など持たず、ただ「やりたいことをやってきた」だけなのですが、結果的にそれは功を奏したようです。
自分に子供ができたら、どうか自分のような生き方をしてほしいなーと思っています。
何か一本、芯のある生き方をできるなら、必ず終着点は良いものになるはずです。

今回はさっぱりこれくらいで。部屋が暑くてかないません。
いつになく短い文章ですが、今回の文には私の生き方が良く現れていますね。
何はともあれ、家族には感謝しか在りません。私の原動力は結局それだと思います。
賽の目に靡かぬ強い意志。田Ko
<次回更新予定日:2025年06月14日(Sat)>