ここは、座長「田Ko」(以後:私)のブログのようなページです。
過去作や、現在開発中の作品の四方山話を書きます。時々、お絵描きなんかも載せたりします。
また、私はここに、日記のような感覚で、その週の徒然たる話を書いていきます(こっちがメインかも)。
その足跡を辿れば、開発中の新作の姿が少しは見えてくるかと思います。
稀に、私の作品に共通する、私の世界観なども書いていく予定ですので、
意外と重要なページになあるかもしれませんね。
まぁ気楽に、暇つぶし程度に、読んでいってくださいな。
...タイトル名称の読み方は「にちにち これ きにち」です。あんまり語感は良くないねぇ。
タイトル「想像を超えることのない幻想」
<記述日:2025年03月08日>
本ページをご覧の皆さま、こんにちは。座長の田Koです。
早速私事ですが、令和6年度の学校行事が全て終わり、私は現在、春季休業を楽しんでおります。
学寮住みの私ですが、休業中は寮を追い出されますので、現在、実家にて活動しております。実家はいいですね。温かい。
でもまぁ、実家のある場所は学校の場所と違いまして、まだまだ寒い。この一週間はどうやら、今年度最後の寒波が到来し、朝がまぁ寒い。
ご先祖様が作ってくれたちゃんちゃんこに、すごく助けられています(ぉい鬼太郎)。
今月の最後あたりには「新作情報」ページも更新する予定です。贅沢な暇時間を、最大限有意義にしていきたいですね。
今週はお絵描きばっかりしておりました。ここ2週間は、毎日数枚描いています。あれかこれかと試行錯誤しています。若干上手くなった、と思いたい。
何はともあれ、継続できているのはいいことです。絵については、Twitterをみて頂けると幸いです。
先週の週報は、少し真面目に活動情報を書きましたが、今回はもう少しラフに、私が影響を受けた漫画を語りたいと思います。
古本屋でもよく見る作品ですので、春のヴァカンスがある方は、是非読んでみてください。
作品タイトルは『六畳一間の魔女ライフ』(秋タカ先生・全5巻)
主人公であるポンコツ魔女コンビの「マッジ」と「リリカ」の日常を描きます。
さらっと「魔女」という幻想的ワードを使いましたが、彼女達の住む世界では、人間に混じって、魔法を会得した「魔女」が暮らしており、
魔女達は現世で生きる術として、自らの魔法を用いて人間界の様々な仕事を効率化してくれており、それで収入を得ています。
高度で高収入の仕事を受けるためには「魔女ランク」を上げることが要求され、言わずもがな、主人公コンビは最低ランカーの貧乏人です。
そんな2人の成長物語です。
この作品のすごいところは、魔法と現実の融合が極めて巧みに描かれているということです。
3000冊超の漫画本を持っている私ですが、その兼ね合いは、どの作品もかなり難しそうですね。
魔法に振りすぎると、世界は完全に異世界化します。極めて巧みな作品を除き、過度な異世界化は没入感の欠落につながってしまいます。
しかし、この作品は違う。魔法の位置というのは、私たちの想像域を超えない、日常に根差すものです。
その中でも特に素晴らしいと感じた「魔法」を2つほど紹介いたします。
まずこちらの「多層式魔法陣」
この世界での「魔法陣」は、異世界系でよく見るような「魔法発動装置」とは少し違い、それにより製品を制御したり、
出力を取り出したりするため、一定の動きをする「プログラム」の役割を果たしています。
「この機械は魔法を動力としている」と言われても、少し漠然と感じますが、「この機械は魔法陣に書かれた通りの動作をする」と言われれば、
いとも簡単に、現実世界のプログラミングとのアナロジーが可能となりますね。
2つ目は「火力発電機構」
彼女達の世界において、火力発電は完全に「魔法」の範疇のようです。
異世界系作品を見ると、町のインフラを魔法で賄うといった表現も見られると思いますが、
この作品は、特にそれが分かりやすい気がします。
私はこの作品を4年程前に初めて読みましたが、今でも私の開発のバイブルのような作品で、
「世界と世界の上手なつなぎ方」を教えてくれる、私の大好きな作品です。
今週はこんな感じで終わろうと思います。この心地よい当たり障りのなさ、良いですねぇ。
私達には見えない世界があると思えば、見える世界が面白くなるよ。田Ko
<次回更新予定日:2025年03月15日>