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このページについて

 ここは、座長「田Ko」(以後:私)のブログのようなページです。
過去作や、現在開発中の作品の四方山話を書きます。時々、お絵描きなんかも載せたりします。
また、私はここに、日記のような感覚で、その週の徒然たる話を書いていきます(こっちがメインかも)。
その足跡を辿れば、開発中の新作の姿が少しは見えてくるかと思います。

稀に、私の作品に共通する、私の世界観なども書いていく予定ですので、
意外と重要なページになあるかもしれませんね。

まぁ気楽に、暇つぶし程度に、読んでいってくださいな。
...タイトル名称の読み方は「にちにち これ きにち」です。あんまり語感は良くないねぇ。

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タイトル「開発レポート① ゲームテーマと敵キャラについて」
<記述日:2025年03月01日>

本ページをご覧の皆さま、こんにちは。座長の田Koです。
漸く、私の地方でも、降雪の季節は過ぎ去り、肌寒さの中に春の陽を感じるようになりました。
こういうのが、季節の境目というのでしょうか。いまいち、季節の楽しさ、美しさを感じない、燻るような日々です。

さて、先週の週報にて、今年度の面倒なタスクが、大方終了したということを申しましたが、そうするとやってくるのが巨大な暇。
この期間をただぼーっと過ごすのも悪くない、少し前までは、私もそんな人間でしたが.....
やはり人間、好きなことを見つけるとマグロになるもので、泳ぎ疲れるまで泳ぎたくなるものですね。
何かしら毎日「生み出したぞ」といえるように努力しています。毎日フリーク、とまではいきませんが、有意義に過ごした気がします。
(私は、ある理由で違いますが、同級生らは受験勉強が本格化した、と嘆いてもいる)

さて、もう3月になってしまいました。「新作情報」ページにあるように、3月下旬までには、今年の新作の姿をある程度用意しなくては...
ということで、私も私で忙しくなりそうです。今回の週報は、新作のテーマと、敵キャラデザイン途中のあれこれを語っていきます。

まず、新作のテーマについて。私のTwitterなんかを見てくれている方には少しばかりバレているかもしれませんが、
今回のテーマは「夢」と「病気」の2つになっております。複合テーマってそこそこ難しいのですが、私もこの学校での生活が最後の年なので、少し奮発。
「なんでこの2つなの?関係なくない?」と思われると思いますが、このテーマ設定には私の過去の苦しい記憶が大きくかかわっております。それについては後述。
皆さんはネット、SNSにて「なんか不気味な画像に対して『インフルの時に見る夢』と書かれた文章」を見たことはありますでしょうか。
主に、人を笑わせるための、俗に(Twitterで)いう「ネタツイ」の一種ですが、熱病等の際に、そのようなエキゾチックな夢を見るというのは、事実です。

それが何の作用によるものなのかは、明確に夢について分かっていない為、何とも言い難いですが、熱による脳の混濁、或いは、薬の作用...
しかし、我々の「記憶」の「継ぎ接ぎ」で構成されるだろう、とは言われています。「継ぎ接ぎ」は本サークルのキーワードでもあります(ぉ

私自身、小学校卒業くらいまでは、発熱の際に「怖い夢」を見て目覚めてしまうことがよくありました。
ある時は首のない人間に追われたり、ある時は家の窓にびっしりカラスがへばりついていたり。強烈なものは、このように記憶に残っています。
そこにインスピレーションを得て、今作は「謎の病に侵され、毎日魘される2人の女の子」が主人公で、「夢の中に潜む病魔を倒していく」というのが大筋です。

主人公が武器とするのは、それぞれ「自分の体温を炎に変換した魔法」と「血中の薬の濃度を消費して放つ魔法」です。深くは語りませんが、何か消費して魔法を打つタイプのゲーム。

さて、敵キャラについてですが、こちらは「病気」関連のモノがモチーフになります。
私のTwitterの方を見てもらえれば、何やら新キャラを使って遊びまくっています(笑)。本編ではシリアスに扱う予定なのに、
Twitterでは、彼女たちのふわっふわの日常をお見せしているというね。私自身、新しいキャラ達、結構気に入ってまして。
実は、ラスボスの姿と、基本的な設定もTwitterでは公開してたりします。まぁ、そう簡単に公開する内容ですので、本編はその先のボリュームが豊富であることも示していたり。

雑魚敵達については、主に、日本の昔の書物から、結構とってきています。
万国共通で「病気」は「悪魔,魔物,鬼」の成すことである。という認識が過去にはありました。
姿かたちの無いモノに、表情豊かに姿と物語を添え、時に政治にまで影響を与える。いやはや、昔のクリエイター達はすごいです。
特に参考としているのが、かの安倍晴明が著した「占事略決」という本で、この本には疫病の原因とされる魔物たちの名前が、たんまりと記されています。
それによるとどうやら、病の原因となる悪鬼たちは、もとは人間で、非業の死を遂げたモノの果てであるといいます。これは覚えとくといいかもしれませんよ(ぉ

そんな感じで、今回も開発はキャラクターからスタートしています。ですが、「ボリュームとシステム面を凝るぞー」と張り切っていますので、
忙しいことに変わりありませんが。今年はこれ1本だろうなーとも思っています。何卒ご期待下さい。

開発を進めていると人の声と珈琲が恋しくなる。田Ko
<次回更新予定日:2025年03月08日>